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事例紹介

松江市立義務教育学校 八束学園(島根県松江市)

 

本校は、平成30年に義務教育学校となり、9年間の連続した育ちを支える学校教育目標として、「ふるさとを愛し、人間性豊かでたくましい学園生の育成」を定め、めざす学園生像としては「よく考え、進んで学ぶ学園生」「思いやりの心をもち、ともに伸びる学園生」「心身ともに健康で、たくましい学園生」の3つを掲げています。また、令和4年度から金融教育研究指定校となったため、「金融教育を通じて自己のより良い将来設計につなげるための実践」を目指し、教育活動に励んでいます。

 

金融教育研究指定校となり、経済の流れを体感できる「資産形成ゲーム」を導入

令和4年度と令和5年度に金融教育指定校になったことに伴い、令和4年度には9年生(中学校3年生)で「私たちで会社をつくろう」というテーマで金融教育を実施しました。令和5年度には2年生(小学校2年生)で「模擬のお金を貯めてゲームにチャレンジしよう」、9年生で「資産形成を通して主体的に経済と関わる力を育てよう」を実施することになり、本校の学園生が、将来を担う主権者としての意識を高め、実際の経済の流れを体感できる教材として「資産形成ゲーム」の導入を決めました。

 

ゲームを通して、学園生の金融への意識が高まる

ゲームを通して、学園生は経済の流れや投資についての基礎的な知識を学習するとともに、楽しみながら投資の意義や経済活動全般の意義などについても体感することができ、学びにつながっていると感じています。まだ昨年度(令和5年度)が導入1年目のため経年比較ができませんが、学園生の金融教育全般に対する意識は高まっているように感じます。導入2年目以降も「資産形成ゲーム」を活用していきたいと考えています。

 

<9年生(中学3年生)生徒の感想より>

・本物の資産をいきなり投資できないけど、「資産形成ゲーム」では文字通りゲームとして投資行動ができるのでとても楽しかった。ここで勉強したことを生かしていつか投資してみたいと思った。

・投資は怖いものと聞いていて自分がするなんて考えたことがなかったけど、資産形成ゲームをして投資に関心をもつことができた。

松江市立義務教育学校 八束学園
島根県松江市八束町波入1975番地
社会科教諭
都田 敬樹様