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事例紹介

Fun Fun Kids After School(大阪府箕面市)

習い事付き民間アフタースクールでキャリア教育をカリキュラムとして差別化

「評価してもらうため」の学習ではなく、子ども自ら課題を発見し、失敗を重ねながらチャレンジすることで、自分の可能性や興味の幅を広げることになる。

日本はいまだに「試験やテスト」など「評価されるため」の学習に比重が置かれています。こうした学習に慣れてしまうと、大人になり社会に出ても「評価」重視の考えになりがちで、自分がほんとうにやりたいことが分からなくなってしまいます。「評価されない」ことはやりたいこととして認められない感じですね。自ら課題を発見し、解決策を探して、トライ&エラーを重ねる経験がもっと必要なのに、従来の日本の教育ではそういうことを味わえる場面が少なすぎると感じています。

特に小中学生のうちは、もっと多角的な体験をさせ、表面的な情報だけで判断してしまうのではなく深く考察する力(クセ)をつけることが重要です。そうすることで、自分自身の人生についても、もっと真剣に考え、取り組むことができますし、失敗を恐れず、チャレンジすることで、自分の可能性の発見や興味の範囲が飛躍的に拡大します。

それがいずれは子ども達が生きていく「未来の選択肢」を増やしてあげることにもなります。

わが子に失敗させたくないあまり、先回りしてリスクのある選択肢を排除してしまう保護者の方をたびたび目にしますが、私たち大人ができることは、子ども達の可能性を信じ、より多くの選択肢を見つける環境を提供してあげることではないでしょうか。

 

子どもが喜びそうな要素がたっぷり!マニュアルが充実しているため、短時間の準備できちんとした授業ができるところも魅力。

キャリア教育をどう楽しく導入できるかという点に重きを置いていたので、そういう意味で「子ども未来キャリア」は、まさにドンピシャな教材でした。

導入検討の段階で試験的にスクール内で実施した際には、子ども達がみんな前のめりで取り組んでおり、「楽しかった!またやりたい!今度はいつやるの?」と大好評でした。子どもが「楽しい!」と感じることは、事業として継続できる目安です。この教材なら、強制ではなく主体的な学びが実現すると確信したことが導入の決め手です。

 

「子ども未来キャリア」は1回きりの授業ではなく、スクールの定期的かつ継続的な学びを提供するコンテンツになる教材。算数・国語・社会などの知識や技能も必要になるため、学校の学習の大切さも知ることに。

「子ども未来キャリア」が良いところは、まず各ゲームの構成が大変面白く、子どもが好きな要素がたっぷり入っています。授業の準備についても全てマニュアルで確認できるので、実施前に長時間の研修を行う必要もほとんどありません。スクールが定期的かつ継続的に提供するコンテンツとして、授業準備の負担が少ないことは大変助かります。

授業をするスタッフについても、スライドを使いながら授業をリードしていくファシリテーター1名と参加人数が20名以上になる場合だけはゲーム進行のサポートをするためのアシスタント1名が確保できれば、短時間の準備で授業を成立させられるのでとてもありがたいです。

毎回ですが授業をやると、とにかく10人中10人が「楽しい!」と言ってくれます。

難しい課題でもチームのメンバーで助け合ったり、成果を喜びあうなど、主体的で能動的な雰囲気が自然に生まれます。そんな光景を見るたびに「学び」のあるべき姿とは、これだな!と感じます。

ゲーム内容によっては、算数や国語や社会の学習要素も必要になってくる場面もあり、「子ども未来キャリア」を通じて学校での学習の大切さを知るきっかけにもなり、普段の学習意欲の向上にもつながりますので、学校での導入でもいろんな意味でメリットがあると感じます。

 

楽しみながら学べるのは、ゲームだけで終わる教材ではないから。

「キャリア教育」と聞くと硬いイメージがありますが、「子ども未来キャリア」はボードゲームですから、まず子ども自ら参加を希望するので、入り口としてはとてもハードルが低く参加しやすいです。しかしながら、ゲームの前後にきちんと学びの時間が設けられているので、ただ楽しいだけで終わらせないところが終始一貫していて、教材としてよくできていると思います。また、親も勉強になるような内容も多くあり、参加した子どもがきっかけになって家庭でもキャリア教育が広がっていくことにもなります。

Fun Fun Kids After School
大阪府箕面市如意谷4-3-11
スクール長
若林 泰孝様