片山学園初等科 （富山県射水市）

農業・金融・経済について学ぶプログラムで「子ども未来キャリア」全テーマを導入

　富山県内唯一の私立小学校である本校では、「20年後の社会を見据えて」をカリキュラムポリシーの１つとして掲げており、教育活動計画のあらゆる部分にこの意識を反映させています。変化のスピードも度合いもどんどん激しくなる中で、未来を生きる子どもたちに求められる資質や能力、知識やスキルとは何か常に考え、子どもたちが身につけられるよう努めています。また、2022年度より、「Agrication＆Fincationプロジェクト」と称し、県や市、企業、大学などさまざまな団体からサポートを受けながら、農業と金融・経済について学べるプログラムを展開しています。金融教育においては座学に終始せず、ゲーム要素を取り入れたり、農業教育と接点を持たせて掛け算効果を狙ったりなどの挑戦を続けています。

子ども未来キャリアは、ゲームを通じて学べること、未来を生きる力を身につけられる教材

　従来からオリジナル授業「PGP(Puzzle・Game・Programming)」を１年生から６年生まで週１コマ実施しており、授業のなかに積極的にゲーム要素を取り入れています。「子ども未来キャリア」は、①ゲームを通じて学べる、②未来を生きる力を身につけられる様々なテーマが準備されていることに魅力を感じました。

よく考えられたゲームのおかげで、子どもたちに大好評

どのテーマも内容がよく考えられていて、実際に授業をすると、こちらの目論見通り、「楽しい」→「やる気が出て、のめりこむ」→「感じてほしいこと、身につけてほしいことが達成される」という一連の流れが出来上がり、とにかく子どもたちに大好評です。

参加した児童の感想

今日の授業では、お金の勉強にもなり、しかも未来につながることを勉強できました。大人になってもこれを機会にもっと詳しく教えてほしいです。そして自分もお金についてのことを勉強したいです。（小学5年生）

今までのFincationでお金の勉強や株の勉強などを学習してたくさんのことを学んでたくさんのことを知ることができました。今日の勉強ではどれにどのくらい投資をするかを学びました。投資しすぎると、お金がなくなっちゃうし投資をしなかったら全然お金が入って来ないのでちょうどいいかんじにしないといけません。今日はそのいい感じにできたと思います。とても楽しい授業でした。（小学5年生）